セブの次に人気なフィリピンの留学エリアはバギオ。優秀な学校がバギオ市内あちこちに点在しております。バギオへの移動は通常マニラ国際空港の指定場所で学校のピックアップスタッフと合流し一緒にバスに乗って移動します。ピックアップ費用は2,500~3,000ペソと少し高いです。日本円にして7,000~8,000円。しかし個人で行けば1,000ペソ前後で済みます。手順さえわかっていればだれでも簡単に移動できます。その方法をお伝えいたします。この情報は2024年5月のものです。

マニラ空港ターミナル3からパサイへ

マニラ国際空港ターミナル3からバギオへはGrabタクシーでパサイバスターミナルに行き長距離バスに乗車、バギオのバスターミナルでタクシーに乗って英語学校に移動するという手順です。

日本からの飛行機が着陸するのはマニラ空港ターミナル1と3。ターミナル1はJAL、フィリピン航空、ZIPエアーなど、ターミナル3は全日空、ジェットスター、セブパシフィックなどが上陸します。
今回はターミナル3到着からのバギオ移動手順となります。今回紹介しないターミナル1との違いはパサイバスターミナルに行くGrabタクシー乗り場の違いだけです。ターミナル1は出口までの通り道にあり、絶対見逃す事はないのでターミナル3よりさがすのが簡単。心配ありません。

それではターミナル3からGrabタクシー乗り場に移動します。まずは外にでます。(上の写真左)。外にでたら斜め左方向に歩きます。すると1~2分でGrabカウンターです。Grab店員に「Pasay,ビクトリーライナー」と告げます。パサイにはバギオ行きのバス会社いくつかありますがビクトリーライナーが一番有名なので無難です。
Grabはアプリを事前登録してコールでタクシーを呼び込むというシステムですがマニラ空港では口頭で行先を告げるだけでOKです。事前登録もWifi環境も必要ありません。
390ペソという店員の答え。1分くらいするとタクシーが来て乗り込みます。Grabは安全安心で有名なので心配いりません。チップも不要です。

パサイビクトリーライナーバスターミナル

タクシーはビクトリーライナーの敷地内まで入ってくれます。空港からビクトリーライナーバスターミナルまでの移動時間は20~30分ほど。車から降りると一番奥のチケット売り場に移動。そこで「バギオ」と伝えます。運賃はスタンダードバスだと496ペソ。ほとんど休憩所に立ち寄らないエクスプレスデラックスですと525ペソ。バギオ行きバス便はだいたい1時間間隔で出ています。

チケットを受け取りますと3つあるバスレーンの前で待機します。チケットには出発時間とバス便ナンバーが記載されているので「バギオ」というボードを掲げるバスが来たらナンバーをチェックしましょう。バスの横側に書いてあります。乗車前に車掌がチケットをチェックしてくれるので二重に安心です。

パサイバスターミナルでは1日に1便ファーストクラスといういバギオ行き便があります。こちらはトイレ付のノンストップです。2024年5月にこちらを利用しましたが午後10時40分パサイ出発で午前3時にバギオのビクトリーライナー到着でした。移動時間は4時間20分。パサイからのスタンダード便の移動時間は通常6~7時間なのでかなり速いです。マニラ空港に夜に到着される方はファーストクラスでもいいかもしれません。ただ運賃は990ペソとスタンダード便の2倍です。

バギオのバスターミナルにて

バギオのバスターミナルに着いたら待機しているタクシーに乗り、学校の名前を言うか住所を見せます。どの学校にいくにも20~30分程度。料金は100~200ペソ。バギオは安全都市ですので深夜到着でも治安の心配はありません。。ぼったくりタクシーもいません。ターミナル前にジョリビーがありますのでお腹が空いた方は食事をとってもいいかもしれません。学校もお出迎えの準備をしています。学校に入ってフロントで名前を言えばお部屋まで連れて行ってくれます。