マニラ圏の富裕層は週末に南60㎞にあるタガイタイで過ごし方が多いです。立派なホテル、あらゆるツアーを実現してくれる充実した旅行会社、有名レストランがたくさんある事で有名なタガイタイは治安が安全で気温も平均23℃と涼しいので憩いを求める人がたくさんいます。
マニラ中心部からタガイタイまでタクシーで行けば1万円くらいは覚悟しておかなければなりません。しかし長距離バスを利用すれば88ペソ(1ドル150円なら大体220円くらいです。)
本記事ではマニラ空港からGrabタクシーでブエンディアバスターミナルに移動し、そこから長距離バスに乗ってタガイタイの中心地に行く方法をお伝えいたします。
マニラ空港からブエンディアバスターミナルへ
まずはマニラ空港からタガイタイ行きのバスがあるブエンディアバスターミナルに移動する方法から説明いたします。マニラ空港には4つのターミナルがありますがどこのターミナルにもGrabタクシー乗り場があります。法外な値段を要求してくる白タクや一般タクシーを使うよりGrabが安心安全定額なのでマニラ空港到着の際にはGrabタクシーの利用を強くおすすめいたします。マニラ空港でしたら事前にアプリ登録をしていなくてもGrabにそのまま乗れます。緑のブースのGrabと書いてあるロゴを探しましょう。
Grabのブースまで行くと「ブエンディアバスターミナル、DLTB」あるいは「ヒルプヤットステーション、DLTB」とGrab係員に伝えます。DLTBはバス会社の名前。ブエンディアバスターミナルにはJac LinerとDLTB、ふたつのバス会社があり少し離れています。なのでタガイタイに行くならDLTBという言葉は絶対伝えないといけません。
DLTBはマニラLRT1号線ヒルプヤット駅の真下に所在します。上の右の写真の上側がヒルプヤット駅です。
マニラ空港からDLTBまでのGrabタクシー運賃は定額390ペソ。1ドル150円の為替レートなら大体1,000円くらいです。またマニラ市内ならDLTBまで300ペソくらいでいけるはずです。マラテ・エルミタのホテル在住の方なら最寄りのペドロヒル駅から3駅でヒルプヤット駅に行けます。ヒルプヤットはGil Puyatと綴ります。
長距離バスの乗り方
バスにのるのに事前にチケットを購入する必要はありません。右上の写真のような「Tagaytay」とかかれたボードを掲げているバスが来たらそのまま乗り込みます。バスは昼間なら30分に一度程度の頻度ででています。
Foraショッピングモール前へ
バスに乗ると車掌が運賃88ペソを徴収(2024年5月現在)。途中休憩する事なくほぼノンストップでタガイタイの中心部にあるショッピングモールForaの前で下車。ブエンディアからForaまでは2時間。Foraの前にタクシーやトライシクルが待機しているので決まったホテルがあるなら乗って移動すればいいです。この辺から200メートルくらい先のロータリーあたりがタガイタイの一等地です。
タガイタイからマニラ
マニラまではFORA前の道路に昼間なら15分間隔くらいで走っているマニラ行きバスに乗ればOKです。到着ターミナルはPITX(上写真右)。パチスロで有名なOkada Manilaホテル前あたりにあります。マニラ空港からも近いです。PITX始発でバギオやアンヘレスに行く便もあります。ただ便数は少ないです。梶野章はアンヘレスのDAUバスターミナル駅行きのチケットを購入しようとしたところ2時間30分後に出発すると言われ断念した事があります。
おまけ:ロータリー近くにあるAIAP校舎
タガイタイへの行き方を紹介したついでにタガイタイにあるAIAP校キャンパスへの行き方もご紹介いたします。
上の写真左はFORAの前。進行方向を200メートルほどすすむと丸いロータリーがあります。ロータリーから100メートルほど向こう側にAIAPの新校舎があります。
AIAPはHill Crest Plazaという複合レストラン施設の地下部分。
バスを降りて校舎まで徒歩で十分行けます。ですが荷物が多ければトライシクルかタクシーを使ってもいいでしょう。50~100ペソくらいです。