セブシティからセブ島のとなりにあるネグロス島の州都バコロドへのバスでの移動方法を紹介いたします。バコロドは焼き鳥が有名で温泉や有名自然テーマパークもあるのでセブからのショートトリップにもってこいです。またセブに到着してバスでバコロドの英語学校に移動される方にも有力な選択肢になります。ちなみにこちらの情報は2024年5月のものとなります。

セブからバコロドバス移動のメリットとデメリット

飛行機を使わずバスでセブシティからバコロドシティまで移動する最大のメリットは移動運賃の安さです。飛行機移動ですとLCCセブパシフィック利用で2,000ペソ~2,500ペソ。バス移動ですとCERES Linterというバス会社を使った場合バス+フェリー代600ペソと港使用料30ペソの合計630ペソ。それと見落としてはならないのはバコロド郊外にあるシライ空港からバコロド市内へのタクシー移動費用が600~700ペソかかるという落とし穴です。空港からバコロド市内への移動費がセブーバコロドバス代に匹敵します。630ペソは当時の為替レートで1,700円。

ふたつめのメリットはバス利用は気軽だという事。飛行機利用だと事前にネット予約して空港カウンターで手続きして、身体検査を受けなければなりません。これに対してバスは一切の事前手続きはなくバスターミナルで待機しているバコロド行きのバスに乗るだけでOKです。料金は移動中に車掌さんが回収しにきます。叉大型スーツケースは飛行機では追加料金が発生しますが、バスでは無料です。さっと行ってそのまま行けるので本当に楽です。

バス移動のデメリットは移動時間10時間と時間がかかる事。飛行機ですと30~40分程度です。ただバス乗車時間2時間30分、フェリー乗車時間2時間30分、バス乗車時間2時間30分とひとつひとつの交通手段の移動時間が長くなく、トランジットの間もあいているのでそれほど苦になりません。

セブノースバスターミナル

セブからバコロドへのバス移動はセブノースバスターミナルからの出発です。セブバスターミナルは2つあるので注意が必要です。「Cebu North Bus Terminal to Bacolod」「Cebu North Bus Terminal, Ceres Liner」「Cebu North Bus terminal, near Bayfront Hotel 」など付け加えてタクシー運転手に伝えたほうが正確です。

バコロド行きのバスに乗る前に周辺を見渡して車掌をみつけバスのサイドボックスにスーツケースを入れてもらいます。そして何の手続きもしないでそのままバスに乗り込みます。

ネットで調べるとバコロド行きは2時間に一度くらいのペースででています。車掌さんによりますと正月やクリスマス、イースター以外は満席でのれないという事はまずないそうです。バスの出発時間は午後10時でしたが30分遅れて午後10時30分に出発しました。バスの中は半分以上席が空いていました。出発曜日は木曜日です。出発からしばらくたって車掌さんが運賃を回収しにきたので600ペソ支払います。

Tabueian(タブエイアン)港へ

午前1時10分。セブシティ北西90㎞にあるTabueian港に到着。ここまでの移動時間2時間40分。サイドボックスに入れた荷物はそのまま。手ぶらで船に乗り込みます。乗船時に港使用料30ペソを係員に支払います。

フェリーの中

午前2時30分出航。船は終始おだやかで船酔いの心配はありませんでした。乗船客はフェリー中央の広間(写真左)で待機するのですが、ここのエアコンが効きすぎて寒いのなんのって。ユニクロの薄手の上着を着ていましたが寒くて眠れませんでした。ここが本旅の最難関です。しばらくしてデッキに出ます。(写真右)ここにたくさんのフィリピン人乗船客が横たわっていました。そよ風がここちよく寒くありません。ここが絶好の移動待機スポットである事を知りました。しかし時おそしで入り込むスペースは残っておりません。

メイタム港到着

午前5時。バコロドがあるバナイ島北東にあるメイタム港に到着。再び最初に乗ったバスに乗り込みます。

バコロドへ

午前5時30分。メイタム出発。バコロドまでは約100km。途中ローカルめしやで20分の朝食休憩。

Bacolod Ceres Liner Bus Terminal

午前8時30分。バコロド市のど真ん中にあるCeres Linterバスターミナルに到着。

名物あさりスープ

Ceres Linterバスターミナルの中にある食堂のあさりスープがうまいという情報をキャッチしていたので試食。「うまい。」タクシー乗り場でタクシーに乗って英語学校に移動。