フィリピン出入国時の注意点:スタンプチェック

ほとんどの場合トラブルにはなりませんがやっておくと安心安全なチェック、フィリピン以外の外国出国時にも役に立ちそうな有効なチェックです。

審査官のパスポート消印チェック

入国時のスタンプ確認

フィリピン入国時に入国審査官は提出したパスポートに入国日から30日後の消印スタンプを押印してから戻してくれます。その日にちまでがフィリピンでの有効滞在期間です。ですがたまに10日後や2週間後など間違った消印が押されて戻ってくる事があります。10月1日に入国して10月10日や15日の消印なら間違ってます。なのでその場で30日後に消印がなっているかどうか確認したほうがいいです。そうでないと最悪の場合学校に着いた後に再度空港に戻って消印を訂正しなければならなくなります。セブなら空港が近いので大した事にはなりませんが、学校がマニラ空港から遠く離れたバギオなら大変です。バギオの有能なマネージャーはピックアップ時に到着した学生のパスポートの消印をチェックしますが、マネージャー全員がチェックしてくれるわけではないです。このような審査官の業務ミスがたまに発生します。

出国時のパスポート消印チェック

返還時のスタンプ確認

フィリピンでは滞在31日目からビザが発生。4週以上の留学生は学校にビザ代理申請を委託。帰国や出国直前にパスポートが戻してもらえます。ごくたまにですが学校が最後のビザ申請をやり忘れる事があります。ビザ申請されてないパスポートを持って出国しようとすると空港で止めらます。ただその場でビザ更新手続き費用(通常は7~8千円)を支払えば出国させてもらえます。いったん帰国して学校にお金を請求したりするのも面倒なのでパスポートが戻って来た時に消印の有効期限が出国日をカバーしているかどうか確認いたしましょう。過去一度だけですがある日本人学生がカードも現金も何も持っておらずビザ更新費用を支払えなくて予定の飛行機に乗れず事件に発展した事があります。