日系と韓国系学校比較分析と選択のポイント

フィリピン留学システムが誕生したのは20世紀末です。このシステムは、世界で活躍する韓国人若手ビジネスマンを育成する目的で、韓国の企業家たちによってフィリピンに英語学校が設立されたことから始まりました。しかし、短期間で英語話者を育成するこのシステムの魅力は、韓国人だけに留まらず、日本、台湾、ベトナム、中国、その他アジア諸国や東欧など、世界中から学生を引き寄せるようになります。2010年代に入ると、日本人の企業家たちもフィリピン留学ビジネスに参入し始め、韓国資本に偏っていたフィリピン留学市場に、日本人に適した便利なサービスを提供する教育施設を開発しました。日本人経営の学校数は次第に増加し、2020年代には全体の約2~3割のシェアを占めるようになります。この記事では、日本系と韓国系の英語学校を比較してみました。

日本人資本フィリピン英語学校

校則がゆるく学生の自主性を尊重する

韓国人資本フィリピン英語学校

校則が厳しく学生の学業や生活スタイルを管理する

アプローチの違い

日本系と韓国系の英語学校の主な相違点は、学生に対する指導面でのアプローチにあります。日本の英語学校は基本的に寛容で、学生の生活に干渉しません。これはアメリカの学校が採用する、学生の自主性を重視するスタイルに似ています。授業への不参加に罰則はなく、無断での外泊やお部屋へのお酒の持ち込みも許可されている学校もあります。

一方、韓国の英語学校は、学生の学習姿勢だけでなく放課後の生活にも積極的に介入します。特に厳しいスパルタ式の学校では、学生の日常を朝から晩まで時間単位で管理します。「私たちの指導に従ってください。その代わり、英語力を身につけさせてみせます」というのが彼らのスタンスです。セミスパルタ式の学校でも、ルール違反が重なると退学処分になることもあります。日本系の学校が規則に対して比較的寛容であるのに対し、韓国系は積極的に介入し、学生の行動に一定のルールを課す傾向にあります。

どちらのスタイルが優れているかは一概には言えません。社会人になってからの居酒屋通いが日課の大人には、スパルタ式のシステムがストレスとなり集中力を損なうかもしれません。しかし、短期間で何としても英語をマスターしたいと決心した人や、一定のリズムがある学習・生活パターンを好む人にとっては、韓国資本の学校が適しているかもしれません。

カリキュラム面で留意すべき点

フィリピン留学と言えばマンツーマン授業のボリュームの多さというイメージがありますが創生期には一日マンツーマン4コマとグループ2~4コマというのが基本で今ほどボリュームが多くありませんでした。科目はリーディング、スピーキング、リスニング、ライティングの;4分野で科目変更不可でした。この枠組みを変えたのがあとからやってきた日本の英語学校たちです。マンツーマン授業のコマ数を5~8コマくらいに増やし、受講科目を学生に自由に決められるようにします。発音、イディオム、センテンス、ボキャブラリー、イディオムの指導時間を増やしていき、いろんな角度で会話力を鍛える用意をします。英語基礎力や英語リーディング力は高いが英語スピーキングがからっきしダメな日本人の一般的特性に対応したものです。
するとこの改良スピーキング強化型が人気を博し、韓国語英語学校もどんどんこの方式に鞍替えしていったので古くからのカリキュラムを守る学校は極端に減り今では10校くらいしか残っていません。留意しなければならない点は昔ながらの固定指導方法も人によっては有効である事。アメリカの大学を目指す者、英語検定対策を目指す者、英語教師を目指す者、未来を見据えた本格的な英語力を目指す者は英会話だけできてもだめ。昔ながらの総合バランス型がいいです。
現在昔からのバランス型カリキュラムを守り続けている少数派学校はPINES、EV、MONOL、HELP、SMEAG、CPI、Philinter、CPILSなど名門ばかり。どんなカリキュラムがご自身が目指すものと符合するのか一度考えてみる価値はあります。ただこれら名門校でも別途にスピーキング集中コースというものを準備しているので今主流のマンツーマン中心コースを受講できます。

日本資本学校のメリット、デメリット

メリット:

  1. 安心感と安堵感: スタッフが日本人であるため、言語の壁によるストレスが少なく、留学生活における安心感が得られます。
  2. 学費の改善: コストパフォーマンスを重視する経営者により、学費が合理化され、高いという以前のイメージが変わりつつあります。
  3. 英会話教育の強化: 特に英会話の能力向上に力を入れ、発音やイディオムなどの指導に注力しています。

デメリット:

  1. 国際交流の欠如: 生徒の大半が日本人であり、校内での多国籍交流が少ないこと。
  2. カリキュラムと規則の寛容さ: 寛容なカリキュラムと規則が、IELTSやTOEFLなどの高難易度英語試験のスコア向上に不利な場合がある。
  3. 地域集中の問題: 日本人経営の学校の多くがセブに集中しており、他の地域ではほとんど見つけることができない。セブは日本からの直行便がありアクセスが良いが、他の留学都市と比べて治安が悪く、学費が高めに設定されている。
韓国資本学校のメリット、デメリット

了解しました、梶野様。後半部分の校正を行います。以下、提案された文章の校正案です。


メリット:

  1. コストパフォーマンス: 韓国資本の学校は、日本系学校と比較して、学習施設や居住施設、指導レベルが同等であっても、学費が低いことが多いです。
  2. 校則の厳格さ: 厳格な校則は、学生に常に何らかの課題を与え、それらの遂行をチェックすることで、英語力の向上を促します。
  3. 食事レベルの向上: 過去には食事の質が低いと評されていましたが、最近では専門業者による食事サービスの導入で、全体的な食事レベルが向上しています。
  4. 韓国資本の学校の学生構成は韓国人、日本人、台湾人、ベトナム人など均等にバランスを保っている場合が多いです。普段の生活で英語を使わなければならない環境です。

デメリット:

  1. 食事の質: 全体的には、日本系学校の方が食事が好まれる傾向にあります。豪華さではなく、味の好みに合うという点での優位性です。
  2. 日本人マネージャーの不在: 韓国系学校では、日本人マネージャーが不在である場合があり、これがコミュニケーションの障壁となることがあります。