セブと周辺観光地の紹介

日本各地からセブへはフィリピン航空かセブパシフィックの直行便が出ています。移動時間は5時間くらい。フィリピン英語学校の7割以上がセブに集中しているのでセブはフィリピン留学の中心地です。

セブ・マクタンシティの特徴

セブシティはセブ島という島の州都。島全体の面積で見ると京都府くらいの大きさですが、商業地帯が密集するセブシティの面積は東京23区の1区にも及びません。ですがこのセブシティとその周辺にセブにあるほとんどの英語学校が集まっています。
英語学校の数は60とも70とも言われており、フィリピン全国英語学校総数の7割ほどを占めています。いろんなタイプの学校を探せる事、きれいなビーチが近くにある事などからフィリピン留学の留学地域としては一番人気があります。
セブという響きは青い海のマリンリゾートを思い浮かべる方が日本では多いと推測されますが、常夏ビーチのイメージはマクタン島から来ています。マクタン島はセブ島と橋でつながっている出島のような存在。マクタン島の面積は東京の大田区くらい。こちらに日本から直行便が上陸するセブ・マクタン国際空港もあります。ショッピングモール、各種レストランや飲み屋街ならセブシティが盛んですが、マリンスポーツはすべてマクタンです。マクタンにも英語学校はありますが5~6校とそれほど多くありません。
留学生たちが週末すごすパターンは大体決まっています。デパート見物ならセブシティのアヤラモール、ITパーク、SM Seaside City Cebuなどが代表的。マリンスポーツならマクタンでのビーチ、ダイビング、アイランドホッピング遊び、オスロブやボホールの日帰り旅行などが人気です。オスロブではジンベイザメウォッチングができるので一度はここを訪れる日本人留学生が多いです。ほとんどすべての学校からツアーに申し込める事が可能。深夜出発。早朝にオスロブでじかにジンベイザメを目撃したら帰りはカワサンという滝スポットに立ち寄って水遊びして夕方にセブシティに戻るのが定番です。

セブ留学の注意点はセブの治安が想像しているほどよくないという事を自覚しておく事。深夜人通りの少ない場所を歩けばホールドアップされる事もあります。セブ滞在中は現地の事を一番よくわかっている学校マネージャーの言う事をよく聞き、言いつけを守る事。これでほとんどの災難は避けられます。
マクタンはセブに比べだいぶ安全です。特に英語学校が集中するマリバゴ区域は高級ホテル街ですのでセキュリティも万全です。

セブにもマクタンにも日本料理、ラーメン店、韓国料理、寿司、イタリアン、フレンチ、中華、カフェ、回転すしなどありとあらゆるご飯屋さんがいっぱいなので食にうるさい人でもごはんで困る人はいないでしょう。なにをやっても楽しいセブですが留学費用や物価は他の地方より割高です。

セブ・マクタンはフィリピンの留学先としては一番東南アジアの熱風を感じられるところ。
セブの平均気温は30度前後。常夏ですが夏は東京よりすごしやすいです。
セブはボランティア活動が活発な地域。英語学校でボランティア活動を募集するところもあります。
マクタン島はマリンスポーツのデパート。ありとあらゆるマリンアクティビティを楽しめます。

セブマクタンのフォトギャラリー

・セブの土日多くの人が訪れ(留学生を含む)時間をすごすのがアヤラセンター。大型ショッピングモールです。アヤラは建物や店づくり、置いてある品物がおしゃれです。アヤラに行くとたまに若いフィリピン人女性から日本語で話かけられます。十中八九詐欺師なのでついて行かないようにしましょう。
ビジネス街と公園とおしゃれな飲食店で構成されるITパークで時間をすごす人たちもいます。
その他人類初の世界一周航海者として記憶されるマゼランが500年前にセブに持ち込んだ十字架を保管するマゼランクロスや1595年に建設されたセブメトロポリタン教会もセブ市内の見所のひとつ。

マクタンはビーチリゾートエリア。しかしほとんどのビーチは高級ホテルのプライベート空間ですので水遊びされたいのなら入場料を支払わなければなりません。マクタンの埠頭から小舟で出発して小島巡りをするアイランドホッピングがセブで最も人気のあるマリンアクティビティになっています。

セブの一日遠足旅行として今一番人気なのはオスロブのジンベイザメウォッチング。浅瀬に集まる自然のジンベイザメと一緒に泳ぎます。オスロブまではセブシティからバスで3~4時間。帰路の途中に高さ14mの滝上から滝つぼに飛び降りる事ができるカオサンの滝に立ち寄る人も多いです。

ボホールはセブの隣の島。大型フェリーで2時間の移動。チョコレートヒル、メガネザル、バギー、手つかずの大自然、空中自転車など見所が多いです。

マラパスクア島はセブの北端に位置する砂浜の小島。セブ島の中では一番美しい海かもしれません。島内では車が禁止されているので排気ガスフリーで空気もおいしいです。またダイビングをすれば人を襲わないサメやマンタなど大物を非常に高い確率で見る事ができます。セブ市からはバスで4~5時間+船移動20~30分。移動時間がかかるので2泊3日以上の旅行が望ましいです。マラパスクア島内には日本人が経営するダイビングショップ兼レストランもあります。