フィリピン人との友好関係を築くために

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フィリピン人は普段は優しい

フィリピン人はいつもニコニコしています。外国人に対してもやさしいです。仲良くなれば家に招待してくれる事もあります。

怒らせると結構大変

フィリピン人はプライドが高いので見下したり、大声でしかりつけると大事件に発展する場合があります。

フィリピン人は一般的に陽気で温和ですが、感情を害すると重大な問題に発展することもあります。フィリピン人との関係を築く上で留意すべき点を簡潔に説明します。

フィリピン人男性にやってはいけない行動

フィリピン人男性は、軽視されたり、大声で叱責されたり、無視されたりすることを好みません。旅行中や滞在中は、地域の文化や慣習を尊重し、適切なコミュニケーションを取ることが重要です。

実際の経験に基づくアドバイス:

夜間の騒音に関するトラブル:
アンヘレスでの経験です。夜間、フィリピン人の隣人が友人を呼んで騒ぎ始めました。深夜になっても騒ぎは収まらず、抗議した隣人は、その女性から罵声を浴びせられました。結果として、抗議に行った隣人が拳銃で女性を射殺するという悲劇が発生しました。このような状況では、感情的な対応を避け、地域の慣習やルールを理解することが重要です。

交通トラブル:
アンヘレスでの別の事例です。外国人観光客がトライシクルでホテルに向かう途中、運転手が道を間違えたため、観光客が怒鳴り散らしました。これに対し、運転手が報復として外国人を撃つ事件が起きました。交通上の誤解やトラブルでは、冷静さを保ち、文化的な違いを理解することが必要です。

路上での接触:
梶野章の日本人の友人がアンヘレスで経験した出来事です。友人が酔っ払って歩いている際、人とぶつかり、翌日、腕が切られているのに気づきました。実際には、友人がぶつかった相手がその腕を切ったのです。このような事態を避けるためには、酔っ払いながらの行動を控え、周囲に気を配ることが肝心です。

フィリピン人学校スタッフや講師とのトラブル

  1. スキンシップの注意点

    • ある日本人シニアは、女性講師の肩をたたく行為を繰り返し、警告を無視。結果、セクハラの疑いで学校からの退学を求められる事態に。フィリピンでは、若い女性とのスキンシップは慎重に。
  2. 学外での付き合い

    • 講師と仲良くなれば、食事や飲み物を一緒に楽しむ機会が増える。しかし、割り勘か全額負担かは相手次第。一度は奢るが、それ以降は誘わないという選択も一つの方法。
  3. 観光時のトラブル

    • 学校スタッフが観光地へのガイドとして、参加費から自分の費用を捻出した事例。一日のガイド料としての認識差がトラブルの原因。事件は学校の返金で収束したが、女学生はスタッフを詐欺師と非難。結果、彼女自身が学内で孤立する結果となった。

フィリピン人に言ってはいけない言葉

  1. 宗教に関する言及: フィリピン人の多くはカトリック教徒で、宗教への信仰心が深い。キリスト、マリア様、キリスト教関連の冗談は避けるべき。日曜日の教会参加は一般的で、日本人のような宗教的な距離感を理解しておくことが必要。

  2. 家族・親せきに対する言及: フィリピン人は非常に家族思いであり、家族構成が大家族中心。多くの家族は一緒に生活しており、外国での労働からの仕送りが家族の支えとなることも多い。家族や親せきに関する悪口や批判は絶対のタブー。

  3. 国や国民に対する言及: フィリピンやフィリピン国民に対する批判的な発言も避けるべき。彼らは自国や国民を非常に誇りに思っており、不適切なコメントは容易にトラブルの元となる。


異文化の中でコミュニケーションをとる際は、その文化の背景や価値観を理解し、敬意を持って接することが大切です。