フィリピン留学:TOEICスコアを飛躍させる戦略

英語初級者がフィリピン留学でTOEIC800点獲得するのにどれくらいかかりますか?
日本できちんと準備をしていくという前提をクリアしているのであれば半年で可能です。
いくらくらいかかりますかね?
イロイロのWe AcademyやバコロドのE-Roomなどコスパが特にいい学校では多人数部屋ステイでしたらコミコミ価格でも100万から120万円以内で収まります。
出発前の単語暗記が重要

TOEIC英語検定試験で800点を獲得するために必要とされる英単語数は6,000~7,000個です。TOEIC800点を取得する半年間の過程でこれらを暗記する必要があります。 ただ、重要なのは出発前に日本でも約2,000個の中学英単語を暗記しておくことです。本屋に行けば、さまざまな中学英単語本が販売されており、テキストはすぐに手に入ります。 基本的な英単語を出発前に暗記していないと、フィリピンの学校で講師の言っていることが理解できず、現地で基本単語の暗記に時間を割かなければならなくなります。このような事態は避けるべきです。貴重なお金とフィリピンでの時間が無駄になってしまいます。2,000語を先に覚えてからフィリピンに渡航し、残りは現地で暗記するというアプローチが重要です。

時間的な余裕がある方は、半年かけて高校英単語3,000個も徹底的に暗記することが推奨されます。このようにすると、たとえ英語初級者であっても4か月か5か月で800点を取得できる可能性が高まります。

基礎はバランス型学校で学ぶ

フィリピン英語学校のカリキュラムには二つのパターンがあります。一つは英会話スキルを向上させるためのスピーキング強化型、もう一つは読む、書く、話す、聞くの4技能を均等に育てるバランス型です。

スピーキング強化型は多くのマンツーマン授業を提供し、科目の変更も自由に行えます。しかし、英会話だけを学んでもTOEICのスコアは上がりません。TOEIC試験では、発音、スラング、特殊表現などスピーキング科目で学ぶ項目は出題されません。読む、書く、話す、聞くという基本技能が習得できて初めて、TOEICのような総合英語試験に対応できます。

現在はスピーキング強化型が人気で、多くの学校がこの方式を採用しています。一方、バランス型はスパルタ学校や規則が厳しいセミスパルタ学校で実施され、PINES、HELP、SMEAG、EV、CGなどがあります。これらの学校を推奨しますが、コストパフォーマンスが良いスピーキング中心型の学校に入学し、ご自身で文法やリスニング、ライティングを組み込むことで、総合型のカリキュラムを模倣することも可能です。

フィリピン到着後の最初の8週間から12週間は、TOEICのことは一旦横に置いて、英語の基礎固めに専念します。目標は、TOEICでの点数ではなく、約500点から600点の英語力を獲得することです。参加自由型のオプションクラスにTOEICクラスがあれば、それを受講するのも良いでしょう。

まじめに勉強すれば点数をとれる

8週から12週の基礎固めを終えたら、TOEICコースで専門的に学びます。基礎固めを行った学校でTOEICの学習を続けても良いし、他の学校に転校するのも一つの選択です。

TOEICは比較的難易度が低く、攻略法もほぼ完璧に近いと言えます。TOEICコースに出席し、宿題をこなし、模擬試験での間違いを復習し、予習と復習を繰り返すことで、4週間に80点から100点ずつスコアが向上し、12週で800点の目標が見えてきます。

おすすめの学校としては、模擬試験の回数が多いバギオのBECIスパルタ、クラークのCIP、セブのCPIを推薦しますが、特にこれらの学校でなければならないわけではありません。重要なのは、フィリピン留学前にしっかりと単語を暗記し、渡航後は最初の12週間で誠実に基礎固めを行うことです。

おすすめTOEIC学校

TALKヤンコ

現在休業中。TOEIC試験対策ではフィリピン中で一番実績がある英語学校。短期間にTOEICの点数を上げたいと考える方は真っ先に候補として考えるべき学校。お部屋は外付けのアパートと校舎内寄宿舎から選択。バギオ中心地から徒歩15分ほど。

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CPI

平日外出禁止の本格的スパルタ。ごはんと施設がかなり優秀。英会話と資格指導どっちもよし。日本人は多くない。6人部屋は安いのに広々としていてコスパよし。ITパークから若干離れた郊外に位置。1週、2週の充実した短期留学コースがある。

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SMEAGキャピタル

英語初心者を対象とした学校。平日外出不可。一日13時間のハードなプログラム。教材はケンブリッジ検定を使用。お部屋は3人部屋オンリー。2018年に地方都市タランバンからキャピタルキャンパス隣に新築引っ越し。学費は円建て。

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CIP

元祖ネイティブ講師マンツーマン学校。常にネイティブ講師が多数在籍。英会話中心学校だがIELTSやTOEICにも力を入れている。試験対策コースでは毎日部分的模擬試験を実施している。成田、関空から直行便が出ているクラーク国際空港から車で15分。

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