バギオ留学

自由度高い学習と生活:MONOL校のユニークなアプローチ

バギオにある著名な英語学校、MONOLはPINES、HELPと肩を並べる名門です。ルールによる厳格な指導で知られる前二校とは異なり、MONOLは学生一人ひとりが効果的に学習できる環境を追求しており、各学生が自身に合った学習方法を選択できる自由度の高いスタイルを提供しているのが特徴です。HELPが平日の外出を禁止する一方で、PINESは選択肢を与えつつも比較的厳しいルールを設けていますが、MONOLはセミスパルタの柔軟なスタイルを採り入れ、学内でのビール購入を含むゆとりある規制で好評を得ています。新型コロナウイルス感染症の影響から復興を遂げられない英語学校が多い中、MONOLは90%以上の高い稼働率を誇り、バギオの英語学習の先駆けとしての地位を確立しています。

合理主義が特徴

学術面では、MONOLは復習を重視するアプローチを採っています。大量のマンツーマン授業よりも、限られた授業時間内で習得した内容を同日に復習し、知識の定着を促す方法を重視しています。授業用と復習用という二種類の教材を用意し、効率的な学習進度を計画しています。「講師の質が高いMONOL」「施設が整っているMONOL」といった称賛の声が多い中、「カリキュラムが優れているMONOL」という言葉が、この学校には最も適していると言えるでしょう。

生活面では、食事に関して学生の選択の自由を尊重しています。学校提供の食堂、デリバリー、自炊、外食など、学生は食事の取り方を自由に選ぶことができます。学食を利用する学生にはチケット回数券を提供し、キッチンスペースは各フロアに設置されており、炊飯器や調理器具が充実しています。また、各部屋には冷蔵庫や電子レンジなどが完備されています。食事の選択肢の広さが、食材の規制が厳しいアラブ圏の学生たちを含む、国際的な学生たちに高く評価されており、常時10~20%の学生が在籍しています。

シンプルだが充実したコース内容

MONOLは、General English、IELTS、LEAP Englishの3つの主要コースを提供しており、すべてのコースで料金は一律です。個々のニーズに合わせたカリキュラムが用意されており、どのコースもマンツーマン授業を5コマ、そして最大4コマのオプションクラスを自由に選択可能です。

General Englishコースは、復習を中心としたプログラムで、全く英語ができない初心者から、ある程度の英語理解が可能な中級者まで対応しています。

IELTSコースは、中級以上の英語レベルを持つ学生に適しており、2007年から提供開始された実績ある試験対策コースです。MONOLはその実用性を早くから認識し、豊富な指導経験と多数の卒業生を有しています。

LEAPコースは、ESL、IELTS、TOEIC、ビジネス英語などから自由に科目を組み合わせて学ぶ自由度の高いプログラムです。かつて独立したコースだったビジネス英語やTOEIC対策もLEAPに統合され、専門的なビジネススキルから、実務会話、プレゼンテーション技術まで幅広く学べます。

快適な生活環境と充実したアメニティ

MONOLの生活環境は、学生が余暇を充実させることができるようデザインされています。フィットネスクラスはボクササイズ、ヨガ、ピラティスなど多岐にわたり、放課後には専用の教室で無料で参加できます。また、設備が整ったスポーツジムが24時まで無料で利用可能ですし、無料で打ちっぱなしゴルフ練習ができる施設もあります。運動後には、男女別サウナでリフレッシュすることができます。さらに、屋上カフェでは夜景を楽しみながら、一定の制限内でビールを楽しむこともできます。

多国籍な学生構成

MONOLは、コロナ禍の再開後、中国人が4割を占める多国籍な学生構成を持っています。他には日本、韓国、台湾、アラブ、ベトナムなどからの学生が1〜2割程度在籍しており、多様な文化が融合する環境です。スタッフ構成も国際的で、韓国資本の学校でありながら、ほぼフィリピン人の職員と各国のマネージャーが運営を支えており、日本人マネージャーを含む専門スタッフが学生のサポートを行っています。韓国資本の学校としては珍しく、正社員制度を採用しており、学生の世話だけでなく、学校運営にも深く関わっています。

快適な施設

MONOLの施設は生徒たちの学びと快適性を考慮して設計されています。14階建てのビルには広々としたフィットネスセンターやリラクゼーションエリアがあり、学生の数に比べてゆとりのあるスペースが割り当てられているのが特徴です。リノベーションが定期的に行われているため、内装は常に清潔でモダンな状態を保っています。

一人部屋最強伝説

MONOLの提供する豊富な設備と質の高い授業が得られる点を考慮すると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。特に、円安が進んでいる今、1ドル150円での計算ではありますが、将来的に円高に転じる可能性を考慮すると、さらにお得感が増すかもしれません。MONOLの料金体系は、他の名門学校の1人部屋を利用した場合の費用と比較しても競争力があります。

MONOL:

  • コース: General English、IELTS、LEAP English
  • 授業: マンツーマン5コマ、オプショングループ4コマ
  • 学費: 4週で1,600ドル(1ドル=150円で換算、約24万円)
  • 食費: 4週で約3万5千円
  • 合計費用(学費+食費): 約27万5千円

セブのEV学校:

  • コース: ESL Classic
  • 授業: マンツーマン4コマ、大グループ2コマ、小グループ2コマ
  • 学費(含食費等): 2,360ドル(1ドル=150円で換算、約354,000円)

セブのPhilinter学校:

  • コース: General ESL
  • 授業: マンツーマン4コマ、大グループ2コマ、団体グループ2コマ
  • 学費(含食費等): 2,120ドル(1ドル=150円で換算、約318,000円)

セブのCPILS学校:

  • コース: General ESL
  • 授業: マンツーマン3コマ、大グループ2コマ、小グループ2コマ
  • 学費(含食費等): 2,358ドル(1ドル=150円で換算、約353,700円)

クラークのCIP学校:

  • コース: ネイティブスピーキング
  • 授業: マンツーマン3コマ、ネイティブマンツーマン1コマ、ネイティブ小グループ2コマ、グループ1コマ
  • 学費(含食費等): 2,030ドル(1ドル=150円で換算、約304,500円)

安全な環境と周辺アクセス

バギオはフィリピンでも比較的安全な都市として知られており、MONOLは特に安全なエリアに位置しています。治安の良さに加えて、学校の前には飲食店やコンビニがあり、近くにはジプニーの停留所もあるため、市内へのアクセスも良好です。