フィリピン留学中の安全保障:知っておくべき10のポイント

現地マネージャーの指示を守ることが最も大切

海外ではTwitterやFacebook、ブログなどでの投稿が誘拐のヒントとなる事件が発生しています。ChatGPTやGoogleでの翻訳を通じて、性別や行動予定、人数、時間などが容易に把握される可能性があります。自身の近い未来の予定を公にすることは、リスクが伴う可能性があるため控えましょう。

日本国外務省の海外安全アプリのダウンロードを推奨

日本国外務省の海外安全アプリは、海外に滞在する方や旅行・出張中の方に向けて、安全情報を提供することを目的としています。渡航前のダウンロードがおすすめです。

このアプリでは: (1)スマートフォンのGPS機能を活用し、現在地や周辺国・地域の海外安全情報を表示します。 (2)「MY旅行情報」から特定の国・地域を選択することで、その国・地域に関する安全情報が更新された際に、プッシュ通知を受け取ることができます。 (3)各国・地域の緊急連絡先を確認できます。

例えば、セブの学生がボホール島への1日旅行を計画しているとき、もしアプリがボホール島への渡航の中止を勧告していたら、その判断に従うべきです。国の公式な判断なので、信頼性が高いです。

このアプリはこちらからダウンロードできます。

SNSでの予定公開は控える

海外ではTwitterやFacebook、ブログなどでの投稿が誘拐のヒントとなる事件が発生しています。ChatGPTやGoogleでの翻訳を通じて、性別や行動予定、人数、時間などが容易に把握される可能性があります。自身の近い未来の予定を公にすることは、リスクが伴う可能性があるため控えましょう。

移動手段としてGrabタクシーを推奨

フィリピンでの移動にはGrabタクシーがおすすめです。犯罪者による襲撃などのトラブルはほぼ聞かれません。一般タクシーも利用可能ですが、高額請求やチップ要求などの不快な経験を避けたい方はGrabタクシーが適しています。Grabを使用すれば、運転手とのトラブルも少ないです。事前にGrabアプリをダウンロードし、支払い方法としてクレジットカードを設定しておくと、現金は不要です。マニラなどの交通が混雑している地域でも、Grabタクシーは非常に便利です。フィリピンのタクシー料金は比較的安いため、活用することをおすすめします。

ジプニー、トライシクル利用の注意点

ジプニーは民衆の足。20~30円で同じ区間を行き来するバスです。うまく乗り換えすれば街中低料金でどこでも行けるので苦学生には大助かりです。注意点一つ目はイロイロ、バギオという安全都市でもスリがいること。ジプニーに乗ったらある程度緊張感を持ちましょう。マニラやセブなどでの暗い時間の乗車で強盗に遭遇したなどのレポートもありますので、大きな街では夜は利用を控えたほうがいいです。トライシクルは客車付きバイクタクシー。気軽にどこでも行けます。また、買い物に行って運転手に待機してもらって学校に戻るということもできます。なので使い方によっては非常に便利です。ただ料金は地元タクシー並み。定額ではなく相場制。外国人目当てで学校前を拠点にしているトライシクル群が多いです。学校前トライシクルは通常ぼったくりなどの悪さはしません。学校の外に出れば待ち時間なしでさっと出れるので利便性がいいです。但し学校から離れた場所の顔見知りでない流しのトライシクルを利用すると料金交渉をしなければなりません。ふっかけてくるドライバーも多いのでうっとおしいです。ちなみに運賃は外国人、フィリピン人のダブルスタンダードでフィリピン人のほうが1割ほど安いです。

人通りの少ない脇道や細い道は避ける

外国では、人通りが多く明るい道を歩くことが基本です。主要な道から一歩脇にそれるだけで、人通りが少なくなり、明るさも減少することが多いです。そういった場所は犯罪に巻き込まれやすいため、注意が必要です。もし不注意にもそういった場所に迷い込んだ場合は、すぐに人通りの多い明るい道に戻りましょう。しょう。

知らない人についていかない

ショッピングモールなどの混雑した場所はセキュリティが強化されているため、基本的に安全です。しかしながら、トランプ詐欺のような手口で犯罪者が待ち構えていることもあります。母親が大の親日家なので料理のレシピを実家で母に直接おしえてくださいだのそれらしい事を言ってきます。ついていけば大抵の場合アウトです。外国での滞在中は、見知らぬ人には絶対について行かないようにしましょう。これは最も守るべき基本的な原則の一つです。

空港でも油断しない

デュテルテからマルコスの政権交代以降、マニラ国際空港での職員による軽犯罪が目立つようになりました。特に、荷物検査中に財布から現金を抜き取るといった犯罪が増加しています。 以下は、2023年夏に空港職員がドル紙幣を食べる様子を捉えた映像のリンクです。 https://www.youtube.com/watch?v=nPvr9ox0LGo

この映像では、空港職員が旅行者の財布から300ドルを盗み取った際、旅行者がそれに気づき抗議すると、職員は盗んだ紙幣を証拠隠滅のために飲み込んでしまう様子が捉えられています。この映像は空港の監視カメラによって記録されました。

困ったときは学校にSOSを送る

フィリピンで何か問題に直面した場合、まずはメールやラインで学校にSOSを送ることを推奨します。特に、学校のマネージャーは大変頼りになる存在です。

コソ泥マッサージ師事件: セブの留学生4人は放課後のマッサージ店での体験から教訓を得ました。リラックスしている最中、物音に気づき、マッサージ師が自らの衣服を物色しているのを発見。学生たちは警察を呼びましたが、そのマッサージ師は虚偽の証言をして反転しました。学校のマネージャーがすぐに駆けつけ、警察との交渉を通じて問題を解決しました。

ハニートラップ事件: セブの留学生がマンゴーアベニューというエリアでハニートラップに引っかかりました。問題の女性は未成年で、警察が介入する事態となりました。しかし、学校のマネージャーがすぐに対応し、留学生は大きなトラブルを回避できました。

ホールドアップされたら。。。

フィリピンをはじめとする外国での生活は、その土地の特性や文化を理解することで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。しかし、何らかの理由でホールドアップに遭遇した場合、冷静に対応することが肝心です。特に、抵抗せずに要求されるものを渡すこと。犯人たちは基本的に現金やスマホを目的としており、これを手に入れることができれば、迅速に去っていくことがほとんどです。しかし、抵抗や挑発的な行動を取ると、犯人が暴力を振るうリスクが高まります。過去セブとバコロドの韓国人留学生が抵抗して撃たれた事件がありました。セブでは助かったのですがバコロドでは命を落としました。ですが一番重要なのは深夜人気のない場所を歩くなど犯罪をまねくような行動を慎む事。

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